背景
8Kはその高精細な映像とデータ量を活かして、放送以外の様々な用途で利用されています。
インフラのメンテナンスや工場内監視でもアストロデザインの8K高精細映像技術が導入されています。
その反面、8K映像は肉眼で検知できる情報量を超えて、本来であれば表示されるべきではない細部まで映し出される可能性があり、個人情報の保護が問題となる場面も出てきました。
今回は、情報量の多い8K映像においてリアルタイムでモザイク処理を行うシステムをご紹介します。
AIモザイクの開発
8K映像のデータ量は非常に膨大です。映り込んだ個人情報を手作業で取り除く場合、処理速度の問題に加えて作業時間やコストがかかり、使い勝手も悪く、映像利活用のハードルが高い状態でした。
そこで、近年急速に進化しているAI(人工知能)を活かして新たな解決策が生まれました。アストロデザインは、高精細な8K映像においてリアルタイムで人の顔などの個人情報をトラッキングし、自動的にモザイク処理を行うAIシステムを開発しました。ハイパフォーマンスワークステーションのTamazone Station上で動作させることで、情報量の多い8K映像においてもストレスなくモザイク処理を行うことができます。また8Kだけでなく、既にお使いのHDや4Kのシステム内にも組み込むことが可能です。人物検知の他にも、シリアルナンバーや文字情報等の保護にも対応。特定箇所へのモザイク付加機能により、高精細映像において保護が必要な部分をリアルタイムで守ります。
アストロデザインのリアルタイムモザイクシステムは、人手不足を補い、作業時間の短縮と効率化を実現します。
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