背景
高解像度のヘッドマウントディスプレイ(HMD)が続々と発売され、バーチャルリアリティ(VR)の視聴環境が変化してきています。ユーザーが被写体や対象物の好きなところを自由に見られるのがVR映像の特長ですが、さらにHMDの高解像度化によって、あたかもそこにいるかのようなリアリティに満ちた体験ができるようになりつつあります。
アストロデザインの8Kカメラと魚眼レンズを組み合わせれば、高解像度の円周魚眼映像を撮影できます。エクイレクタングラー変換などの編集処理をすることで、HMDでのVR表示が可能です。
CM-9010-BとHAL250で撮影した円周魚眼映像
中京テレビ放送様とのVR映像制作
2020年8月末、アストロデザインは中京テレビ放送様とともにエレクトーン奏者826askaさんのVR映像制作を行いました。撮影にはマルチパーパスカメラCM-9010-Bとインタニヤ製魚眼レンズHAL250を使用しました。音声は中京テレビ放送様にて、22.2ch制作ができるよう収録を行いました。高解像度の映像に高品質の音声が加わることで、生の演奏を間近で聴いているようなリアリティが生まれます。中京テレビ放送様にてライブと演奏映像のコンテンツ制作を行い、有料配信が実施されました。
https://826aska-vr.com/
8Kカメラと魚眼レンズの組み合わせによって8K映像の可能性はいっそう広がります。アストロデザインは今後もさらなる品質向上に向けて8K VRに取り組んでいきます。
撮影・収録機材
関連動画
撮影の様子の一部です。8K映像と立体音響を体感いただけます。
※VR動画です。映像上にマウスポインタを置き、ドラッグして視点を操作してください。
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