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8K 2SI伝送実験に技術協力 8K映像を2SI分割 4Kエンコーダー/デコーダーでの衛星通信送受信に成功! ~パブリックビューイングを8K画質で~
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2018 年 5月14 日
アストロデザイン株式会社 東京都大田区南雪谷1-5-2 |
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<8K 2SI伝送実験に技術協力
8K映像を2SI分割 4Kエンコーダー/デコーダーでの衛星通信送受信に成功! ~パブリックビューイングを8K画質で~ |
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アストロデザイン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:鈴木 茂昭、以下アストロデザイン)は、スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:高田 真治、以下スカパーJSAT)、富士通株式会社(本社事務所:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也)と共同で通信衛星を使用した8K映像伝送実験を行い、アストロデザインの8K変換技術の活用により、現行の4Kエンコーダー/デコーダーでの8K映像送受信が可能であることを実証しましたのでお知らせします。 | ||
・ 現在、8K映像を伝送する際には専用のエンコーダー/デコーダーが必要であるというのが一般的な認識です。8K専用のエンコーダー/デコーダーは、未だ希少で高額であるため、現行の4K技術や製品を用いることでの利便性向上、利用シーンの拡大が期待されています。これまで、スカパーJSATは、多くの放送事業者や通信事業者で導入が進められている4K H.265/HEVCエンコーダー/デコーダーを送信・受信各4台を用いて、画像を4画面に分割して伝送する検証を進めてまいりましたが、この手法では分割した4画面それぞれの画像の複雑度の違いにより画面間に境界線が表れてしまう現象が発生していました。また、これを避けるには非常に多くの伝送帯域を必要とするため実用的ではなく、8K専用エンコーダー/デコーダーが必要でした。 ・ 今回の共同実験では、上記現象の改善策として、アストロデザインの8K変換技術※2により2SI信号へ変換したことで、現行の4Kエンコーダー/デコーダーで圧縮/伸長しても境界線を出さずに合計120Mbpsの8K映像を伝送し映し出すことに成功しました。 |
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実証実験の概要は以下のとおりです。 伝送使用機材 |
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この成功により、放送事業者や通信事業者が既に所有している4Kエンコーダー/デコーダーを使用し、今までよりも容易な8K伝送が可能になることが明らかになりました。また、スカパーJSATの通信衛星を利用することにより、スポーツイベントなどでの8K中継や多拠点への8Kパブリックビューイング、4面までの4Kマルチスクリーン、ドームシアターへの中継など、幅広い用途での利用が期待されます。
※1 2SI分割:データ量が膨大な8K信号を伝送する際は、データを4分割して伝送路の負荷を軽減する方法が用いられ、(1)画像を上下左右の4つに分割して伝送する方法(SQD, Square Division)と、(2)2画素単位で細かく区切ってまとめる方法(2SI分割, 2 Sample Interleave)の2つの方法があります。
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※2 8K変換技術:現在の8K関連機器は、カメラなど映像制作の領域では上記(1)のSQD方式が多く用いられていますが、今回の伝送のようなケースに対応するために、両方式の変換機能が求められることが増えることが予想され、アストロデザインでは従来から培ってきた8K信号処理技術を応用して、今回のSQDと2SIの相互変換機器を開発しました。 | ||
アストロデザイン株式会社 |
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